二月大歌舞伎 第二部2021/02/24 15:33

2021年2月2日 歌舞伎座 午後2時15分開演 1階13列18番

「於染久松色読販」

序幕の「柳島妙見の場」は3年前はなかったように思う。ここで丁稚の久太というのが出てきて、そうだ、吉太朗が出たんだ、と思い出した。吉太郎の花道七三での所作事を見てスカッとした。腕を開く形が綺麗で気持ちがいい。番頭役を見て千次郎かも、と筋書を確認したら千次郎だった。「おちょやん」に出ていた松十郎が中間の役で出ていた。嫁菜売は吉之丞。

第二場の莨屋の場は3年前に見た記憶がある。今回は、福之助がやった髪結が新鮮で印象に残った。顔が似てるわけではないが「芝翫の息子」という雰囲気がある。

油屋の場には丁稚の役で眞秀が出た。丁稚の久太役の吉太朗も前回同様うまかった。
お六(玉三郎)と喜兵衛(仁左衛門)が強請に来るが、特に玉三郎が元気だった。失敗して二人で籠を担いで花道を帰る姿が楽しい。

「神田祭」
玉三郎と仁左衛門がいちゃつく踊り。仁左衛門の胸元あたりに置いた玉三郎の手がエロっぽい。やっぱり、この二人の顔が近くにあるのはいい。二人で花道を引き揚げるときは仁左衛門は客席に向かってペコペコ頭を下げ、盛大な拍手をもらっていた。

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