国立劇場 7月歌舞伎鑑賞教室2018/07/27 23:56

2018年7月14日 国立劇場 午前11時開演 2階4列39番

「歌舞伎のみかた」は新悟。日本振袖始は過去に何回か観ているが、タイトルの由来を初めて知った。舞台をしっかり見ていればわかるのかもしれないが、いつもぼーっと観ているから。作者が近松門左衛門というのも意外。上方歌舞伎のイメージなのに、こんなものも書いているのか。

「日本振袖始」は、岩長姫が時蔵、稲田姫が新悟、素戔嗚尊が錦之助。
この演目の歌舞伎座の舞台は材質や色が歌舞伎離れした印象を受けたが、今月はそうでもない。
両サイドに義太夫の字幕が出るが、字幕を見ても難しい言葉が多い。
時蔵が下手なわけではないが、岩長姫の踊りのところで眠くなった。花道から素戔嗚尊が出て来ると目が覚める。玉三郎が岩長姫だったときはどうでも良かった八岐大蛇が良くて、この演目の一番の見どころなんだと再認識した。