芸術祭十月大歌舞伎 昼の部 ― 2012/10/08 00:22
2012年10月7日 新橋演舞場 午前11時開演 1階12列10番
「国性爺合戦」
虎が出ると思ってたのに出てこなかったのでがっかりした。
最初に出てくるのは和藤内(松緑)。道成寺の押し戻しのような衣装。続いて、両親の老一官(歌六)と渚(秀太郎)。
獅子城という名が掲げてある楼門の上に、錦祥女(芝雀)が現われる。錦祥女は、この城を守る甘輝(梅玉)の妻で、話しているうちに実は老一官の先妻の娘であることがわかる。 渚は、城の中に入るため、自分が縄にかかることにする。
楼門と、その後ろに立つ兵士たち。その形が変わらないで延々と続く台詞の応酬に、序幕は少し飽きた。
錦祥女と渚を中心に話が進む。渚は、甘輝が錦祥女に刀を突きつけると、割って入って錦祥女を庇う。 錦祥女を後ろにおいて海老反りのように身体を後ろに傾ける渚。秀太郎は、江戸の世話物だともっとキッパリしてほしいと不満を感じることが多いが、古典のしっかりした女はうまい。
二幕で花道から兵士たちが出てくるとき、先頭の2人がチャッパを持っていた。狛江で傳次郎が音を出していたときと違って、普通のシンバルのように打っていた。
兵士の一人の千蔵が重い太刀を持ち上げるときに「ワイルドだろう」と言うような、お笑いのシーンもあった。
最後は、和藤内の松緑が飛び六方で引っ込んだ。
「勧進帳」
最初に出てくる富樫(幸四郎)。自己紹介するだけなのに声はコロコロ裏返るし、首は振るし、大げさでいけすかない男。富樫が初めて悪役に見えた。
対する弁慶(団十郎)は、朴訥。ガンバレ弁慶と応援したい。
藤十郎の義経は年上で貫禄があるので、弁慶の主人に見えるのが良い。
弁慶と富樫がすごくよそよそしく見えるのは、良いことなのかも。他人なんだし。
最後の飛び六方は若い松緑のように颯爽としてはいなかったが、自然体の弁慶だった。
「国性爺合戦」
虎が出ると思ってたのに出てこなかったのでがっかりした。
最初に出てくるのは和藤内(松緑)。道成寺の押し戻しのような衣装。続いて、両親の老一官(歌六)と渚(秀太郎)。
獅子城という名が掲げてある楼門の上に、錦祥女(芝雀)が現われる。錦祥女は、この城を守る甘輝(梅玉)の妻で、話しているうちに実は老一官の先妻の娘であることがわかる。 渚は、城の中に入るため、自分が縄にかかることにする。
楼門と、その後ろに立つ兵士たち。その形が変わらないで延々と続く台詞の応酬に、序幕は少し飽きた。
錦祥女と渚を中心に話が進む。渚は、甘輝が錦祥女に刀を突きつけると、割って入って錦祥女を庇う。 錦祥女を後ろにおいて海老反りのように身体を後ろに傾ける渚。秀太郎は、江戸の世話物だともっとキッパリしてほしいと不満を感じることが多いが、古典のしっかりした女はうまい。
二幕で花道から兵士たちが出てくるとき、先頭の2人がチャッパを持っていた。狛江で傳次郎が音を出していたときと違って、普通のシンバルのように打っていた。
兵士の一人の千蔵が重い太刀を持ち上げるときに「ワイルドだろう」と言うような、お笑いのシーンもあった。
最後は、和藤内の松緑が飛び六方で引っ込んだ。
「勧進帳」
最初に出てくる富樫(幸四郎)。自己紹介するだけなのに声はコロコロ裏返るし、首は振るし、大げさでいけすかない男。富樫が初めて悪役に見えた。
対する弁慶(団十郎)は、朴訥。ガンバレ弁慶と応援したい。
藤十郎の義経は年上で貫禄があるので、弁慶の主人に見えるのが良い。
弁慶と富樫がすごくよそよそしく見えるのは、良いことなのかも。他人なんだし。
最後の飛び六方は若い松緑のように颯爽としてはいなかったが、自然体の弁慶だった。
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