くるみ割り人形 ― 2005/12/26 00:47
一時から東京国際フォーラムAホールでレニングラード国立バレエ団の「くるみ割り人形」を見た。国際フォーラムの通路はガラスが割れるような気がして苦手。会場に入るのが少し遅くなって、音楽はもう始まっていたので案内の人に「ここで立ってますからいいですよ」と言ったが、「いえ、まだ大丈夫ですから」と案内してくれる。お姉さんの持ってるライトが床を丸く照らしている。それを頼りについて行けばいいのだが、サントリーホールやNHKホールのように階段のあるところもあるので、国際フォーラムのようにただのスロープのところでもビクビクしてしまう。 座席は15列の9。舞台は見づらくても音楽がきければいいや、と思っていたので座席は期待していなかったが、十分近くて見やすい場所だった。今まで一階の後方か二階にばかり座っていたのであのホールはあんまり好きではなかったが、今回は良かった。座席によってホールについての感想も変わるものなのだ。
バレエ団にもあまり期待していなかったが主な役のドロッセルマイヤー、マーシャ、おもちゃの兵隊がみんな良かったし、他も全般的に良かった。給料前で財布に2千円しかなかったのでプログラムを買わなかったしパンフレットを貰い損ねたので配役がわからないのだが、休憩時間にロビーに飾ってある衣装の説明を見てクララ役はロシアのバレエ団がやるときはマーシャという名前になるのか、と思った。 一幕目は最初の方が良くて、後半は少し単調。二幕目は花のワルツ、アラビアをはじめ知ってる曲が出てきて楽しい。「テレプシコーラ」の発表会でやったような橇は出なかった。いろんな演出があるんだろう。 カーテンコールのときに指揮者も出てきた。若くてかわいい指揮者だった。
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