ボリショイ・バレエ団 「ラ・バヤデール」2006/05/04 23:26

5月4日 東京文化会館 午後一時開演 一階R12列

連休のため行き帰りの上野駅が混んでいた。休憩時間にテラスに出て西洋美術書の前の通りを見たが人がいっぱい歩いていた。

ラ・バヤデールを見るのは2回目。前回は15年ほど前だろうか。ロイヤル・バレエ団で、黄金の仏像を熊川が踊ったときに見た。王子役はたぶんムハメドフ。

ボリショイのこの作品は、ガラのときに「バヤデルカ」の中のシーンとして見た。太鼓の踊りを見て、全幕が見たいと思った。ボリショイの方はユーリ・グリゴローヴィチの振り付けだからロイヤルとは振付家が違うと思う。

第一幕

ソロルがセルゲイ・フィーリン、ニキヤがマリーヤ・アラシュ。 フィーリンはあまり背が高くなくて、はじめ女性かと思った。アラシュは綺麗でうまい。

第二幕 祝宴の場で、「白鳥の湖」の舞踏会のシーンのように、この幕に太鼓の踊り、黄金の仏像の踊りその他いくつかのグループの踊りがあって一番面白い幕。

第三幕 影の王国の場。クラシック・バレエの典型的なイメージ。青い背景に短いチュチュ姿のバレリーナ多数が出てくる。

全体としてはあんまり面白くなかった。ガラなどであるシーンが上演されることは多いが全幕上演の機会が少ない演目、たとえば「海賊」などは、たびたび上演されるシーンだけ見るのが正解だと思う。

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