坂東玉三郎初春特別公演2012/01/06 21:19

天井の凧
2012年1月3日 ルテアトル銀座 午後2時開演 10列20番

一、お年賀 口上
プログラムの中の写真と同じ。金屏風の前に玉三郎。下手には富士山の絵、上手は繭玉の絵。

来年は新しい歌舞伎座が開場するという話、ルテアトルの天井に飾ってある大凧の龍の文字は、玉三郎が書いたのを大きくしたものだ、という話など。

二、妹背山婦女庭訓

玉三郎の芝居を久しぶりに見られるのは嬉しいが、ミーハーな私には去年の玉三郎とイケメン達の方が楽しかった。

この演目はたぶん前に観たことはあるのだが、はっきりした記憶がない。

橘姫役の右近は可愛いお姫様で踊りもうまい。淡海役の笑三郎はそつなくつとめている。しかし2人とも印象は薄い。後から出てくるお三輪役の玉三郎が、当然のことながら格段に綺麗。3人いっしょに踊ると、右近より玉三郎の方がやっぱり綺麗。当然だけれども。

猟師鱶七(松緑)は、ギンガムチェックの長裃という奇抜なファッション。猟師だけれども御殿に来たから裃を着てるのか? 初役だそうで、松緑は、子供の頃、祖父や父の鱶七を見てかっこいい役だと思ったと語っているので江戸っ子の役かと思ったら、台詞が関西弁だった。当代の松緑が演じる鱶七は、そんなにかっこよくは見えなかった。がんばって観ていたが、睡魔に襲われてしまった。しかし、玉三郎のお三輪が花道から再登場する前には目がさめた。

お三輪が官女にいじめられるところは面白かった。苧環がくるくる回るのが綺麗だった。

途中で眠ってしまったし、この作品を深く味わうまでいかなかった。もう一回観るので、そのときはイヤホンガイドを借りることにしよう。