アントニオ・ガデス舞踊団「カルメン」2016/09/22 22:15

2016年9月18日 オーチャードホール 午後1時開演 1階33列30番

映画の「カルメン」は官能的で、映画館で6回くらい見た。アントニオ・ガデスの来日公演で、舞台の「カルメン」も、複数回観た。今回はほぼ30年ぶりの「カルメン」だ。

映画のプログラムか新聞評に「主役はフラメンコ」と書いてあった記憶があるが、本当にその通り。舞台転換もなく、踊りっぱなし。
ガデスは死んでしまって、ドン・ホセは別のダンサーが踊る。ガデスのようなカリスマ性、オーラはないが、良いダンサーだ。来日当時のガデスより若い。カルメン役はセクシーな美人。二人とも腕が長い。

30年前はあまり意識しなかったが、今回は音楽の構成の見事さを感じた。開幕はビゼーの「カルメン」で、最後も「あーカルメン、あー、カルメ~ン」で終わり、それは録音で流れる。しかし、かなりの部分はスペイン語の歌、フラメンコの曲の生演奏が占めていて、演奏者は舞台上にいる。歌いながら踊った人もいる。合間に「ハバネラ」のような有名な曲やカルメンのテーマの録音が流れる。そのつながりがごく自然で全体が美しい音楽劇になっている。最後、エスカミリオとドンホセの対立のところはフラメンコの曲で、その直後、ドンホセがカルメンを殺すシーンにはオペラの録音が流れてつながる。

マシューボーンの「白鳥の湖」と同じで、繰り返しの鑑賞に堪える名作だと思う。

カーテンコールでも何度も踊ってくれて、スカッとした。

コメント

_ 窪 ― 2016/12/06 19:46

東京ローバ様、お久しぶりです!
懐かしい!アントニオ・ガデス舞踊団、私も30年位前、映画カルメンを見て感動して素敵なアントニオ・ガデス様を是非生舞台を観たいと大阪フェスティバルホールに行った事を思い出しました!
その時かなり高額チケットでしたが奮発して前方で観て、アントニオも素敵でしたがクリスティーヌ・オヨスの素晴らしかった事!!
後年、本場マドリッドでフラメンコをバルで旅行ツアーで観ましたが友達は凄い迫力で良かったね♪と言ってましたが超一流の
アントニオ・ガデスとクリスティーヌ・オヨスを観た私には、やっぱり
場末(首都だから場末じゃないかも?)バルでは、見劣りがして
こんなにも違うんだわと思った事を思い出しました。
アントニオ・ガデスさんが亡くなっても舞踊団は存続してるのですね~。懐かしかったです。

_ 東京ローバ ― 2016/12/10 00:22

窪さま、
お久しぶりです。
アントニオ・ガデスは素敵でしたよねえ。大阪公演もあったんですね。
マドリッドのバルでもご覧になったんですか。うらやましいです。
それも別の良さがあるんでしょうが、ガデス舞踊団は粒よりという
感じでしたから、見劣りはするでしょうね。
バレエの「白鳥の湖」の中にスペインの踊り、というのがあって
フラメンコもどきを踊るんですが、バレエなんで、フラメンコみたいに
一瞬止まる、ってことがないんですよ。それ観ながら、ああ、
違うんだなあ、と気づいたことを思い出しました。

舞踊団が存続していて、作品自体の素晴らしさを今に伝えてるのは
素晴らしいと思います。ガデスもパコもなくなりましたけど。

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