紅蓮のくちづけ ― 2006/10/25 23:08
十月松竹座の「染模様恩愛御書」とのコラボレーションで書かれたパレット文庫の一冊。最初の遠征帰りの新幹線の中では読み終わらず今回の行きの新幹線の中で読み終わった。
芝居も小説も「蔦模様血染御書」を下敷きにしているが、別の話である。結末は小説の方が私の好みに合っている。忠義が愛に優先するより、忠義のために死んだようには見えても実は心中だった、というほうが好きだ。
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